経済の発展には外国直接投資を増やす必要がある。

ベトナムも外国直接投資を呼び込もうとしている国の一つである。

しかし、近年外国企業によるベトナムでのプロジェクト投資は、必ずしも

その国々からベトナムへの直接投資ではなくなってきている。

 

外国投資に詳しく、外国投資機関代表のPhan Huu Thang氏によれば、外国投資企業は、原則としては、ベトナム国内の資本を使用してはならないとした。

しかし、外国直接投資を取り込み始めた30年間でベトナム政府の政策は大きく変化してきている。

Than氏によれば、初めの15年の外国直接投資においては、ベトナムでビジネスをする際の資金をベトナム国内で調達する企業はほとんどいなかった。しかし、ここ15年傾向が変わってきいる。なぜなら、ベトナムの商業銀行は、より資金面において力をつけてきており、大きなプロジェクトに資金を提供することが可能となってきているからである。

 

つまり銀行は、資金をもっているが、それに投資するプロジェクトがベトナム国内にはまだなく、そこで、政府、国営銀国が、外国投資案件に対し、資金を提供することを許可した。この事が、外国投資案件へのベトナム資本の流入を加速させたThan氏は指摘する。

国営銀行によると、傑出した外国投資企業への貸付金額が2015年から現在までに100兆VNDにも上るという。

 

VietinBankはビンズン省にある医療器具関係の製造工場を運営する、メドケミ株式会社へ760万USDの融資の為の契約書に調印した。

また、Vietcombankは、クゥアンニン省に工場の建設を計画中の香港のTexhHongグループに対し、540億VNDの協調融資の為の契約書へ調印した。

ここ近年の外資系投資家においても同様に自国での資金調達が難しいので、ベトナム国内で資金調達をする傾向が増えている。2015年のVietinBankによる融資額は、2014年と比べ、37.5%も増加しているという。